はじめに
高市政権発足後、日本では2026年2月8日に解散総選挙があったことも記憶に新しいですよね。
カナダに住んでいると日本の選挙から遠のきがちになっててしまいますが、カナダ在住であっても、日本の国籍を保持している18歳以上の場合、日本の国政選挙に投票できるってご存知ですか?
しかし、事前準備の段階で何が必要か、どこへ行けば申請ができるのか、所要時間はどの程度かなど、わからないことも多いのではないでしょうか。
今日は在外選挙投票をするための事前準備(必要なもの)と、投票日のプロセスについてお伝えしていきます。
最初にする手続き

カナダに在住するにあたり、「在留届」は提出済みですか?
以下、「在留届」とはなにか、在カナダ日本大使館のHPからの記載です。
外国に3ヶ月以上滞在される方は、旅券法第16条により、在留届をその住所又は居所を管轄する在外公館に提出することが義務付けられております。3ヶ月以内の滞在予定の場合はたびレジに登録してください。
<在留届を提出すると>
- 海外で事件・事故や思わぬ災害に巻き込まれた場合、日本国大使館や総領事館は「在留届」をもとに皆様の所在地や緊急連絡先を確認して援護します。
- 在留邦人の教育、医療、安全等の施策を政府が検討する際の、基礎的資料となります。(例えば、海外の義務教育年齢子女への日本の教科書の無料配布必要部数等は、毎年「在留届」を基に算出されます。)
日本を出国して海外に3ヶ月以上滞在する場合に必要となる「在留届」は、在外選挙登録をする際に必須になるので、届出を在外公館に出さなければなりません。
在留届を提出済みだと、登録先の在外公館から国政選挙実施の連絡がきますので、選挙の実施の有無や実施日を確認できます。
準備するもの
在外投票をするにあたり、在外選挙人名簿登録申請を行う必要があるので、まずは以下の必要書類を持って在外公館で手続きをします。
- 有効期限内のパスポート、または顔写真がある身分証明書
- 在外選挙人名簿登録申請書(在外公館のWebサイトからダウンロードも可能)
- 管轄地域内に3ヶ月以上住んでいることを証明する文書(運転免許証、電話・電気・水道など公共料金の請求書等)
在外選挙人登録は、海外在住の18歳以上の日本人が国政選挙に投票するための名簿(在外選挙人名簿)登録申請です。
日本から転出していて、居住区に在留届が提出してあることを確認した上で、在外選挙人登録が可能となります。
在外選挙人名簿登録申請書には、日本の本籍地と最終居住地を記載する欄があるので、確認をしてから申請登録をしましょう。
申請後、約1〜3ヶ月後に、お住まいの在外公館に日本から「在外選挙人証」が届くので、本人確認ができる書類(パスポートが確実)を持って受け取りにいきましょう。
実際に在外選挙に行ってみる
日本で選挙の公示日が開示されて間もなくすると、在外公館から選挙実施日に関しての連絡が届きます。
お知らせには、在外選挙投票に関しての大事な連絡事項が書いてありますので、投票前にしっかりと読んでいきましょう。
在外選挙期間ですが、通常、衆議院選挙は週末のどちらかを挟んで約4日、参議院選挙は週末を挟んで約10日ほどになっています。
選挙日当日は、顔写真で身分が証明できるもの(パスポートが確実)、在外選挙人証を持参しましょう。忘れた場合は投票ができませんのでご注意ください。
投票時間は約20分ほどですが、記載することが多くあるので、在外選挙に従事している係員の説明をしっかり聞いて投票を行ってください。
在外選挙人証には、選挙日・選挙の種類・投票所のスタンプの押印をしてもらうのですが、もしもスタンプ欄がいっぱいになった場合は新しいものを申請できるので、こちらも係員の誘導に従ってください。
最後に

日本から遠く離れて住んでいると忘れてしまいがちですが、日本国籍を有する18歳以上の方には投票権利があります。
また、在住登録をしている在外公館ではなくても、パスポートと在外選挙人証があれば各国どこの在外公館でも投票が可能になります。
在外選挙に関して質問等がある場合は、お住まいの近くの在外公館に連絡をして下さい。
※この記事は選挙投票を促すものではないことをお知らせさせていただきます。

