春になると、カナダの街はカラフルな卵やかわいいウサギの飾りでいっぱいになります。
「イースターってよく聞くけど、実はよく知らない…」という方も多いのではないでしょうか?
今回は、カナダやオタワで過ごすイースターについて、由来や意味、そして多文化の中での楽しみ方などをご紹介します。
イースターとはどんな祝日?
イースター(Easter)は、キリスト教において
イエス・キリストの復活をお祝いする日です。
イエス・キリストが亡くなった後、3日目に復活したことを記念する、とても大切な祝日です。
日本ではあまり馴染みがありませんが、カナダではクリスマスと並ぶ大きなイベントのひとつ。
家族で集まったり、教会に行ったり、子ども向けの楽しいイベントもたくさん開催されます。
なぜ毎年日にちが変わるの?
イースターは毎年日付が違いますよね。
実はこれは、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と決められているからなんです。
そのため、毎年3月下旬〜4月の間で日付が変わります。
少し難しく感じますが、「春の満月に関係する特別な日」と覚えておくと分かりやすいです。
なぜ卵なの?(イースターエッグの意味)

イースターといえばカラフルな卵!
卵は、「新しい命」や「復活」の象徴とされています。
昔は断食期間があり、卵を食べるのを控えていたため、イースターの日に卵を食べることが特別な意味を持っていたそうです。
そこから、カラフルにデコレーションした「イースターエッグ」が広まり、今では子どもたちが大好きなイベントの中心になっています。
なぜバニー(ウサギ)なの?

イースターバニーも欠かせない存在ですよね。
ウサギは、たくさん子どもを産む=豊かさ・繁栄の象徴。
春=新しい命の季節という意味とも重なり、イースターのシンボルとして定着したとのこと。
そして子どもたちにとって一番ワクワクするのが、「イースターバニーが卵を運んでくる!」というストーリーです。
カナダ・オタワでのイースターの過ごし方

オタワでは、宗教的な意味だけでなく、春のイベントとしても楽しまれています。
エッグハント(Egg Hunt)
イースターバニーが運んできた卵を探す、子どもたちに大人気のイベント!まるで宝探しのようで、子どもたちは大興奮です。
おうちの中で楽しむこともできますし、公園などでは隠された卵を探すイベントも各地で開催されます。
チョコレートを楽しむ
スーパーにはイースター限定のチョコがずらり。
卵型やウサギ型のチョコはプレゼントにも人気です。
家族での食事
ハムやロースト料理などを囲みながら、家族でゆっくりと過ごします。
イースターは4連休になるため、普段はなかなか会えない遠方に住む家族や親戚が集まる、特別な週末にもなっています。
おうちでクラフト
卵のペイントやバスケット作りなど、親子で楽しめるイースター工作もおすすめです。ダララマなどでも、手軽に楽しめるクラフト用品がたくさんそろっています。

多文化の中でどう説明する?
多文化社会であるオタワでは、さまざまな背景を持つ子どもたちが一緒に生活しています。イースターはキリスト教の祝日であり、その他様々な宗教とは直接関係のない行事です。
だからこそ、子どもたちには「ひとつの文化として」やさしく伝えることが大切です。
たとえば、
「イースターはね、キリスト教の人たちにとって大切な日なんだよ」
「春になって、新しい命をお祝いする意味もあるんだって」
そして、
「お祝いしないお友達もいるよ」
「それぞれ大切にしている文化が違うからなんだよ」
こうして伝えることで、子どもたちが自然と違いを受け入れ、思いやりのあるやさしい心を育んでくれると嬉しいですね。
まとめ
イースターは、キリスト教における大切な祝日であり、新しい命や春の訪れを感じるイベントでもあります。
そして多文化社会であるオタワでは、宗教を超えて「春のイベント」として楽しまれているのも特徴です。
子どもたちには、「いろいろな文化や考え方があること」をやさしく伝えながら、ぜひ楽しいイベントとして取り入れてみてくださいね。

