12月に入ると、街中もお家の中もクリスマスムードが一気に高まってきますよね。
その中でも、やっぱり主役はクリスマスツリー。
日本では考えられませんが、オタワやカナダでは本物のもみの木(Christmas Tree)を飾るご家庭がとても多いんです。木の香りがふわっと広がって、家の中が一瞬で “カナダのクリスマス” になります。
今回は、オタワでのリアルクリスマスツリー選びの流れや、飾り方のコツ、オタワ近郊のツリーファームをまとめてみました。
ツリーファームへ行って、家族で「お気に入りの一本」を探す時間

カナダでは “Christmas Tree Farm” に出かけて「自分たちで木を選び、その場でノコギリを使って切る」という、ちょっとしたアクティビティのような体験ができます。
広い農園にたくさんのもみの木が並んでいて、家族で「どの木にする?」と話しながら歩く時間は、まさに冬の思い出づくり。
小さなお子さんがいる家庭は、写真もたくさん撮りたくなるはずです。
パパが木を切る瞬間をドキドキしながら見守る子ども達。

行く前に必ずチェック!ツリーの高さとお家の天井
ツリーファームへ行く前にひとつだけ準備しておきたいのが「どれくらいの高さの木を選ぶか」ということ。
- 飾る部屋の天井の高さ
- トップスター(飾り)をつける余裕
- 飾るスペースの横幅
このあたりをざっくり測っておくと、ファームで迷わずスムーズに選べます。
思っているより、実際の木は家に持ち帰ると“大きく見える”ことが多いので、ゆとりを持って選ぶのがおすすめです。

持ち帰りは車の上に固定して。安全運転で帰宅!

選んだ木を切ったら、ファームのスタッフがネットで巻いてくれます。
そのまま車の屋根にくくりつけて持ち帰るのがカナダスタイル。
持ち帰り用に、伸縮性のあるロープを2本用意しておきましょう。
クリスマスツリーを屋根に乗せて走る車は、冬のカナダならではの風景。
しっかり固定して、ゆっくり安全運転で帰りましょうね。
お家での設置は慎重に。経験者からのアドバイス

木を立てるための専用スタンドにセットするのですが、これが意外と難しい!
我が家も過去に、オーナメントを飾ったあとに「ガターン!」と倒れたことが何度かあり…
それ以来、ここは慎重に行っています。
倒れにくくするコツ
- 幹の切り口がまっすぐ平行になっているかを確認する
- スタンドにしっかりはまるサイズかチェック
- 設置したら軽くゆすって安定性を見る
これだけで倒れるリスクがぐっと減ります。
水やりは“最初の数日が勝負”!

クリスマスツリーの木はとても水を吸います。
特に飾り始めの数日は、びっくりするほど減るので、こまめに補充するのがおすすめ。
しっかり水をあげることで、最後までフレッシュな状態を保てます。
クリスマス後の片付けはどうする?
飾りつけが終わったら、木はそのままオーガニック(yard waste)として処分できます。
収集日に、飾りをすべて外して家の前に出すだけ。袋に入れる必要はありません。
また、暖炉のあるご家庭では薪として再利用することもできます。
“切るのはハードル高い…”という家庭は?
ツリーファームの魅力は十分だけど、小さな子がいたり、寒さが厳しい日は「切りに行くのは大変…」という家庭もありますよね。
そんなときは、あらかじめカットされて販売されている本物のもみの木を購入するのもおすすめ。スーパーやガーデンセンターでも手に入ります。
本物のツリーならではの魅力は“香り”。お家が一気にクリスマスに

本物のもみの木は、ふわっと良い香りが漂ってアロマ効果も抜群。
飾った瞬間、お家の中がカナダのクリスマスそのものに変わります。
子どもたちのワクワクも高まるし、ママも思わず深呼吸したくなるような、あたたかい癒しの時間です。
オタワ近郊のツリーファーム
Fallowfield Tree Farm (Stittsville)
Thomas Tree Farm (North Gower)
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Hillcrest Tree Farm (North Gower)
MacGowans Christmas Tree Farm (Kinburn)

Cedar Hill Christmas Tree Farm (Pakenham)

まとめ
本物のクリスマスツリーを迎えると、お家の中が一気にホリデー気分に。
ツリーの香りとキラキラのオーナメントが、クリスマスまでの毎日をわくわくさせてくれます。
今年のホリデーシーズンは、本物のツリーと一緒に素敵な家族時間を過ごしてみるのもいいですね。


