「Ottawa Life Magazine 」は、カナダの首都オタワ市と近隣地区のガティノ市内に在住している子育て世代・移住検討をしている方々へ、「楽しく、豊かに、快適に」暮らしを紡いく情報をお伝えしていくWebサイトです。
今日はカナダの首都Ottawa、以下オタワ市についてご紹介します。
オタワ市はカナダの首都でオンタリオ州東部に位置し、オタワ川を隔て対岸に隣接しているガティノ市とは「Twin City:双子都市」と呼ばれています。

日本からオタワ市へは、カナダ国内の主要都市(バンクーバー・トロント・モントリオール・カルガリー)での乗り換えを含めAir Canada及びWest Jetが就航しています。
ここからはオタワ市内の街の様子についてご紹介します。
長い冬が終わり春になると、新緑が街中に広がり気持ちの良い気候になり、地元の人は散歩をしたりジョギングをしたり、それぞれに春を存分に楽しみます。
5月ごろになると街の中でもチューリップを目にする機会が増え、国内外からも多くの観光客が訪れる「チューリップフェスティバル」が開催されます。

6月から8月の夏の間は市内各所で様々な催し物があり、人々はパブやレストランにあるPatioと呼ばれる外にあるテーブル席に座り、青い空と太陽の下でお酒や食事を楽しみながら話を弾せます。
冬が長い街なので、太陽の光を存分に楽しめるこの時期は街の中に多くの笑顔が溢れ、人々は短い夏を多いに楽しみます。
季節が変わり9月後半になると市内に点在するメープルの木(楓)が赤や黄色になり紅葉が始まります。地元の人々は「Fall Rhapsody」と呼んでいます。
街の中でも存分に紅葉を満喫できますが、市内から少し足を伸ばして車で20分ほどの場所にあるガティノパークへ行けば、さらに雄大な紅葉の協奏曲を楽しむことができます。
紅葉情報は以下のサイトで確認することができます。

Fall Rhapsodyも終わり少しずつ寒くなってくる10月は、子どもはもちろん大人も仮装を楽しむハロウィンの季節。
この時期は期間限定のコスチュームショップを見かけたり、お店の中でも様々な種類のハロウィンンキャンディーが販売されます。
住宅地では外観にハロウィンの飾り付けをする家を見かける機会も増えます。
31日当日は、仮装した人を街の中で見かけたり、子ども達は「トリック・オア・オリート」と言いながら家から家へとキャンディーをもらいに出かけていきます。

ハロウィンが終わり11月に入る頃には少しずつ冬の気配が近づいてきます。寒くなっても外へ出ていくのがカナディアン。
本格的に雪が降るまでは、散歩したり自転車に乗り長い冬の間はできないアクティビティーを楽しみながら冬の訪れを待ちます。
12月はクリスマス・年末年始のホリデーシーズンに向けて市内中心部や国会議事堂ではイルミネーションが設置され、家族や友人達と楽しめるイベント関係も多く見られます。
1月・2月は寒さが一層厳しい時期になり、世界遺産であるリドー運河も天然のスケートリンクになるべくメンテナンスをされ、天候待ちの状態に入ります。
2月に入ると「Winter Rude」と呼ばれる冬の祭典が開催され、リドー運河のでのスケートを体験しようと国内外から多くの観光客が訪れ、街が賑わいます。
スケートリンクは地元の人々にも愛されており、スケートをしながら通勤・通学する人もいるほどで、冬のオタワ市のランドマーク的存在です。

スケートリンクはオタワ市役所付近から始まり、全長7.8KMを経てダウズ湖(Dow’s Lake)へと続いていきます。
シーズン中は24時間無料で滑ることができ、スケートリンクの区間内にはスケート靴やソリのレンタル場所もあります。
付近にはトイレや飲食店もあり、仮設されている更衣室では寒さを感じることなくスケート靴を履き替えることもできます。
リドー運河でスケートを滑っている間にお腹が空いたらぜひ食べてもらいたいのが、オタワ発祥の「Beaver Tails/ビーバーテイル」です。
ビーバーのしっぽの形をした揚げパンにシナモンやヌテラのトッピングを加えたスナック菓子で、寒い日にホットチョコレートやアップルサイダーと一緒に食べるのがカナディアンの定番。
市内にあるお店でも食べられますが、スケートリンクの氷の上で食べてみることを是非おすすめします。
リドー運河のスケートリンクの氷の状況については以下のWebサイトで確認できます。

今回ご紹介したもの以外にも1年を通して様々なアクティビティ楽しめるオタワ市。
自分だけのお気に入りを見つけてみて下さい。
